私たちが頭痛や風邪、鬱や不眠などで処方される薬品の大元となる成分の8割以上が、植物から採られる成分です。 つまり、私たちは長い間、植物の持つ力によって病気や不調から助けられてきているのです。


そしてアロマセラピーで使う「精油」は、芳香植物(ハーブ)の葉、花、果皮、種子、根、樹脂、幹などそれぞれの部位を水蒸気蒸留法や圧搾法、
あるいは溶剤抽出法といった手法で「芳香成分」を採油したものです。
植物の各部位から採られた精油は、それぞれ様々な「芳香分子」を含み、
それらには固有の薬理作用があり、香りを発するだけでなく、私たちの体内、脳、また皮膚にそれらの作用を及ぼしてくれるのです。
そのような精油の持つ作用は、私たちの免疫力、ホルモンバランス、神経バランスを整えてくれます。


さらに、アロマセラピーの特徴的な作用は、嗅覚を使う点にあり、嗅覚から入った刺激は、感情、記憶、イメージを呼び起こし、
それらが心地よさを生み、心や身体に豊かさと余裕をもたらします。それは、とても個人的で、誰ひとりとして同じものを持ちません。
この「個性」がアロマセラピーの特徴であります。
精油の持つ固有作用、特有の作用と、個人が持つそれぞれの個別作用が相乗効果として作用する。
これがアロマセラピーの最大の魅力であり、価値であると考えています。
サロンを開業した時から一貫して実現したいことは「生きづらさの解消」です。私たちは生まれた時には「完璧」な状態であると言われています。
しかし、さまざまな経験、環境の中で、少しずつ他人に気を使い、周りに合わせることで自分を調整していくことを学びます。
それで上手くいく間は、それで良いのですが、あまり自分を後回しにしていると、
徐々に自分が誰でありたいか、何をしたいのかが見えなくなってきます。
それはつまり、アイデンティティの喪失。あなたはあなたで良いはずで、誰かに求められる何者かである必要はないのです。
あなたはあなたであることが最大の価値なのです。それが生きる意味です。のびのびとあなたを生きていけるように。
Vert Merでは、それが「生きづらさの解消」だと考えています。
そしてVert Merではそれを実現することがサロンの存在意義であると考えています。

